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小深胡麻

小深胡麻


茂木町小深地区で作り続けられてきた胡麻

代々その家の種を嫁が引き継ぎ、

一軒だけで繋がれていたものを森の扉の野原さんたちが引き継ぐ。


今回取材させて頂いたものは、小深地区で栽培されたものではなく、野原さん個人の畑で栽培しているもので、

2021年の8月の末に取材させて頂いて、個人的諸事情でこうして出すのが一年以上かかってしまいました。


夏の終わりでも暑い中、気持ちの良い青空に心地よい風に吹かれながら、葉や茎、そして花を揺らす胡麻


野原さんは、風の当たる刺激がホルモンの影響を与え、

その刺激を受けているところほど成長が良いのではないか?

と栽培者としての気づきを教えてくださいました。


周りの植生は、季節がらイネ科のものが多く、

それが刈られた後に双子葉のものが生えてきている状況で、

前の年は大豆を栽培していたようで、個人的な感じからは、斜面であるけれど、それほど水はけはまだ良いようには見えませんでした。それら周りの植物の根の張り方などを今思えばもう少し観察しておけば良かったと思います。


取材から1年以上経ってしまいましたが、

今度は胡麻を収穫する時期の実の状態や、根の生え方など

観てみたいと思いました。

また、地域的、環境的特性はあるのか?

同じ茂木でも小さな山が連なり広く野原さんの畑の地域と小深地区では環境も微妙に異なるものなのか?

そもそも一般的な胡麻を知らなければ比べようもありませんが、その辺の繋がりの気づきを得られたらと思います。












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